2008年12月2日火曜日

『脳を活かす勉強法』 茂木 健一郎



脳科学者

具体的な事例も豊富ですぐに実行に移しやすい

・「脳のシナプスがつなぎ変わること=学習」と、「いままでとは違う自分になること」というのはイコールの関係にある
・速さを上げ、分量を増やし、没入感を深め、限界を超える
・未来を予測するために歴史を学ぶ。Those who forget history are doomed to repeat it
・現代の脳科学の知見に基づけば、学習は必ずしも秩序立ててやる必要はない。断片的なインプットでもOK。だから、細切れの時間も無駄にするな。
・自己完結した「知」には意味がない。価値のある「知」を手に入れるには、人と人とのかかわりの中で育てていかなくてはならない。
・弱点はチャンスだが、本気でそれを乗り越えたいという願望が強くないと、「チャンス」として生かすことはできない
・「セキュア=予測できること」と「チャレンジング=新しいこと」がうまく混ざっている不確実な状態=偶有性を脳は楽しいものと受け取る

本を読んだら他人に内容を話すこと。いい意味で安心させない存在であること。

『千円札は拾うな』 安田 佳生



株式会社ワイキューブ代表

企業経営や人材育成方法についての記述が中心だが、個人の生き方にも応用できる考え方が示されている。

・成長とは変化することであり、変化とは何かを捨てることである。「捨てられるもの」の量がその人の「変化値」を決めている
・お金は実際に使わないとうまく使えるようにはならない。損をしないと使い方はうまくならない
・自分の人生を納得できるものにするためには、常識や、他人や社会の基準に惑わされない自分自身の軸が必要。そのためには、「明らかな答えのないもの」の答えを考え、自分の「軸」をはっきりさせることが大切。「美しい」とは何なのかとか。
・他人の時間を奪うようなことをしている男は大成しないと思って間違いない